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藩政の系譜/34

藩政の系譜/34_c0168955_7564520.jpg田原藩 近世初頭、渥美半島田原周辺は三河吉田城主池田輝政が領有していたが、慶長5/1600年に輝政が姫路に転封後、戸田氏が1万石で入封、ここに田原藩が成立した。戸田氏は3代63年間に渡り在封した後、寛文4/1664年に肥後富岡に移された。入れ替わりに同じ三河国挙母から三宅康勝が1万3000石で入封、以後明治まで三宅氏が支配した。三宅氏は譜代の名門であり、石高は1万石余りであるが格式が高く、城持ち大名だった。そのために藩士の数が多く、それが財政窮乏の大きな原因となった。[初期の田原藩]田原藩初代藩主戸田尊次は三河戸田家の支流で、尊次が田原藩主となったことから田原戸田家と呼ばれるようになる。尊次は田原戸田家3代目にあたり、一向一揆では家康に叛いたが後にl帰参し、以来一貫して家康の家臣だった。関ヶ原役の‥‥ 続きを読む♂
by tomhana0901 | 2013-07-07 14:50
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