定点観察/86

c0168955_652041.jpg◎江戸時代の謎:21◎江戸の職人の徒弟制度はとても厳しいものだった。12歳前後で親方の元に弟子入り、住み込みで修業した。風呂炊きや家事も弟子の仕事。遊びたい盛りの少年にとっては理屈ではなく、親方のげんこつを頂戴しながら体で覚える修業は大変だったことだっただろう。親方に教えてもらった技術は門外不出、外に漏らすことは固く禁じられていた。真面目に修行すれば22~23歳で一人前になれたが、そこで修行が終わりという訳ではない。年季があけてもすぐに独立は出来ず、御礼奉公として1年間親方のもとで働くのが、半ば義務だった。独立した後は1~3年ほど諸国をめぐって渡り職人として腕を磨くこともあった。江戸時代、職人技が極められた背景にはこんな事情もあった‥‥ 続きを読む♂
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by tomhana0901 | 2014-05-05 06:24
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