定点観察/87

c0168955_652041.jpg◎江戸時代の謎:22◎歌川広重は寛政9年、江戸の火消同心の家に生まれた。15歳の頃、浮世絵師・歌川豊広に入門。後に家業を親族に譲って絵師の道に専念し、主に風景版画の傑作を数多く残した。その代表作が天保4年から順次発表された東海道五十三次だ。広重は天保3年、幕府が朝廷に馬を献上する行事の一行に加わって、京都まで旅したと言われている。その際の経験を元にこのシリーズを描いたと考えられてきたが、その説は近年疑問視されている。まず、後半の絵に「東海道名所図会」というすでに存在していた本の挿絵とよく似た構図が散見されること。特に石部の絵はよく似ている。更に京都の三条大橋の橋桁は当時石だったにも関わらず、木の橋として描いていることなどが‥‥ 続きを読む♂
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by tomhana0901 | 2014-05-09 04:46
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