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定点観察/88

定点観察/88_c0168955_652041.jpg◎江戸時代の謎:23◎江戸の町に居酒屋が登場したのは享保年間のこと。その始まりは酒屋だった。酒屋では酒を売る際に店先で味見をさせていたのだが、後ちに酒をその場で飲ませる居酒屋に変化したというのだ。居酒屋の元祖と言われた酒屋が豊島屋だ。酒を原価で売り、肴として豆腐田楽を1本2文=40円で出し、豊島屋は大繁盛。これを聞きつけほかの店でも酒を飲ませるようになった。その代表が煮売り屋、いわゆるお惣菜屋さん。そこで出された酒の肴は煮物など簡単なものだったが、1皿4文=80円と大変安く、たこの煮物などは足1本とボリュームたっぷり。安価な酒と肴で地方から職を求めて江戸に集まった男性達にも大人気、居酒屋は人が集まる社交場として発展して‥‥ 続きを読む♂
by tomhana0901 | 2014-05-13 04:18
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