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藩政の系譜/35

藩政の系譜/35_c0168955_7564520.jpg広島藩 戦国大名毛利元就の嫡孫輝元は天正17/1589年4月に太田川河口のデルタ地帯に新たに城を築いた。これが広島城で、ここから広島の歴史が始まるといっていい。輝元は秀吉の時代には5大老の1人であり、112万石の大大名だったが、周知のように関ヶ原役で西軍の総帥となったために、戦後、長門萩36万石に減転封され、その後に福島正則が49万8000石で入封し、実質的な広島藩政が始まった。[福島正則]福島正則の広島入封は関ヶ原役の論功行賞に他ならなかった。徳川家康が関ヶ原で勝利し、天下人になったのは自信の実力と福島正則や加藤清正の与力のお蔭であった。特に福島正則は自他共に認める豊臣恩顧の大名であったが、石田三成ら吏僚派の大名と対立し、そこを家康に巧妙に付け入られ、結局、家康を天下人にしてしまった。家康は‥‥ 続きを読む♂
by tomhana0901 | 2013-07-15 10:19
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