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走馬灯のように/19

c0168955_652041.jpg人の心はうつろいやすい/徒然草26段「風も吹きあへずうつろふ、人の心の花に、馴れにし年月を思へば、あはれと聞きし言の葉ごとに忘れぬものから、我が世の外になりゆくならひこそ、亡き人の別れよりもまさりてかなしきものなれ。」再度、徒然草に戻りってこの一文の意味をざっくりまとめておくと、色あせ散りゆく花よりも、うつろいやすい恋心。親しかった頃に、いとしい人と交わした言葉は忘れられない。でも、いつの間にか別世界の人になり、記憶から消えていってしまう。それが恋のならわし、というものだろうが、死に別れよりも悲しい。平安時代の和歌が織り込んであったりで、きれいな一文。恋心はもちろん、友情や信頼、尊敬、感謝まで…。尊い気持ちはどうしてこんなにも簡単に薄れてしまうのだろう。人の心はうつろいやすく、それに気づいてしまうと‥‥ 続きを読む♂
by tomhana0901 | 2014-02-03 02:58
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