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定点観察/83

定点観察/83_c0168955_652041.jpg◎江戸時代の謎:18◎日本道路網の起点は東京の日本橋。「一歩から 千里へ渡る 日本橋」と詠われたように江戸時代、人々はここから旅立っていったのだ。主な街道は東海道、日光街道、奥州街道、中山道、甲州街道の5つ。この様々な街道を江戸時代の人々はどのような旅姿で旅したのか?まず、頭にかぶるのは雨除けや日除けに重宝した菅笠だ。着物にはそれぞれ好みがあったようだが、主に桟留縞の小袖が着ていた。この桟留縞とはインドのコロマンデル地方のサントメから伝来した木綿の縞織物の事。腰元には護身用の道中差。庶民は普段、刀を持つことは出来なかったが、旅の時だけは護身用として帯刀を許された。また足元は動きやすいように着物の後ろをたくし上げる尻端折りが旅のスタイル。江戸時代の旅人は長い道中を快適に過ごすため‥‥ 続きを読む♂
by tomhana0901 | 2014-04-19 02:48
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